地球温暖化とバイオ燃料

バイオ燃料と地球温暖化

バイオ燃料と地球温暖化地球温暖化とは、地球の平均気温が上昇していくことを指す呼び名です。


つまり、地球が暖かくなることで、何らかの問題が発生することを意味していて、技術の進歩による地球環境の悪化が原因だろうと言われています。


バイオ燃料は、地球温暖化を遅らせることができる燃料だと言われています。バイオ燃料で地球温暖化を防ぐことができれば一番良いのですが、地球温暖化の原因はさまざまなので、バイオ燃料の利用だけでくい止めるのは困難です。しかし、ひとつひとつの対策が、いずれは実を結び、地球にとって優しい生活が実現できるようになるでしょう。

「三里の道も一歩から」と言うように、できることから始めておけば、いずれは目標にたどり着けるのです。あなたができる「地球温暖化対策」について考えてみませんか?



地球温暖化「CO2」

バイオ燃料と地球温暖化CO2バイオ燃料によって改善が期待されている効果が、排出されるCO2(二酸化炭素)の減少です。地球温暖化の有力な原因と言われているのが、CO2なのです。


CO2は、太陽に照らされて温められた地球から、熱を逃がさない魔法瓶の役割(温室効果)をします。1950年代以降、大量消費の始まった石油が、地球にあるCO2量を増やし、徐々に熱を逃がさなくなったことが、地球温暖化を招いたのではないかと考えられています。


ただ、地球の熱を逃がさない魔法瓶の役割は、CO2だけでなく、規制されて使われなくなったフロンガスや、動植物が出すメタンガス、水蒸気など、大気中のさまざまなガスが持っています。バイオ燃料の利用を増やし、CO2の排出を抑えただけでは、地球温暖化は防げないかもしれません。しかし、CO2の排出を抑えなければ、地球温暖化を防げないとも言えるのです。



地球温暖化「メタン」

バイオ燃料と地球温暖化メタンバイオ燃料だけでは、地球温暖化を防げないかもしれませんが、CO2よりさらに熱を蓄える性質を持つメタンを増やさないためには、バイオ燃料の利用を推進することが重要です。


海底深く「メタンハイドレート」とよばれる物質をみなさんご存知でしょうか?

メタンハイドレートは、低温・高圧の環境で固められたメタンの氷であり、日本周辺の海底にも大量に存在している物質です。メタンハイドレートも、大切なエネルギー資源のひとつなのですが、海底の水温が2~3℃上がると気体(メタン)となって海上に放出され、大気中のメタンはCO2の40倍以上も熱を蓄える効果があると言われています。


つまり、地球温暖化を防ぐためには、メタンハイドレートがメタンになって排出されることを防ぐ必要があります。バイオ燃料を利用してCO2の排出を減らすことで、地球温暖化を抑えることができるのなら、メタンを増やさないためにも大切な地球温暖化と言えるのです。



地球温暖化の影響「海面上昇」

バイオ燃料と地球温暖化での海面上昇地球温暖化が、生活にどのような影響を与えるのか、平均気温が上昇するだけではわかりづらいですよね。「きっと暑くなるだろう」くらいはわかりますが、具体的な影響までは想像できません。


良く言われる地球温暖化の話としては「南極の氷が解けて海面が上昇する」が挙げられますが、生活への影響まで考える人は少ないのではないでしょうか?


実は20世紀以降、すでに海面が10cm~20cmほど上昇しているのだそうです。国内では埋め立てが盛んで、湾岸工事や防波堤工事が行われたため気付きづらいのですが、海外では海面上昇で国が沈んでしまう危機にあるところ(インド洋に浮かぶモルディブなど)や、国土の半分が海面より低いオランダはさらに海面が上昇すると大きな被害が出ます。


地球温暖化の影響は海面上昇だけではありませんが、絶対に防がなくてはならない影響のひとつです。
バイオ燃料で地球温暖化を抑えることができるなら、海面上昇に怯える人たちを救うことになるのです。



地球温暖化の影響「異常気象」

バイオ燃料と地球温暖化での異常気象地球温暖化が引き起こす代表的な影響が異常気象ですが、暖かくなるだけではありません。


例えば、西日本は熱帯気候になると言われていますが、蒸し暑くて乾季と雨季の差が激しい東南アジアのような気象になります。


また、世界的に見るなら、雨が増えた地域が増える分だけ、雨の降らない地域が増えます。地域の気象変化は大気の変化につながるため、勢力が強い台風や過去に例のない積雪を生むことになるのです。地球温暖化のよる異常気象は、「暑いと寒い」「多いと少ない」など、気象全体に異常を発生させます。強い台風や多い雨は、生活にも大きな影響を与えますし、少ない雨も大きな影響を与えます。


地球温暖化は「少しだけ暖かくなる」といった生やさしい影響ではなく、毎日の暮らしを変えてしまうかもしれない恐ろしい変化です。バイオ燃料だけでは地球温暖化を防げないかもしれませんが、できることから改善していくことが大切でしょう。



バイオ燃料と地球温暖化の影響「食糧問題」

バイオ燃料と地球温暖化での食糧問題1地球温暖化による異常気象は、食糧問題をも発生させるといわれています。バイオ燃料で地球温暖化の影響が抑えられるなら、少しずつでも使い始める必要があるのではないでしょうか?


現在でも、ちょっとした気温の変化が、野菜や稲に大きな影響を与えますが、地球温暖化による気温の上昇や降雨量の変化は農作物に対して致命的な影響を与えかねません。また、突発的な異常気象でなくとも、平均気温が上がった環境では、栽培する作物を変更せざるを得なくなるでしょう。

バイオ燃料と地球温暖化での食糧問題2
九州でサトウキビが栽培できたり、南国の美味しい果物が栽培できる可能性もありますが、美味しい地元のお米が作れなくなることもあるのです。その他にも、地球温暖化は海水の温度にも影響を与えるため、水産資源の漁獲高減らす可能性がありますし、現在とは全く異なる熱帯の魚も増えるでしょう。