バイオガソリンと自動車

バイオ燃料とフレックス車

バイオ燃料・フレックス車フレックス車とは、ガソリンとバイオ燃料(バイオエタノールなど)を、いかなる割合で入れても正常に走らせることができる自動車のことをいいます。


フレックス車は、英語では「Flex Fuel車」と表されますが、「Flexible Fuel」を簡略化した呼び名であり、日本語に直すなら「フレキシブル燃料車」。つまり、柔軟な燃料に対応できる自動車ということです。

フレックス車が最も多く利用されているのは、バイオ燃料先進国のブラジルです。実は、トヨタや三菱、ホンダなどが、ブラジルではフレックス車を販売しています。また、現在製造・販売されているトヨタ車のすべてが、10%のバイオエタノールを配合した「E10」バイオガソリンに対応しています。

日本国内での、バイオ燃料普及は進んでいませんが、自動車メーカーは独自に対応を進めているようです。



フレックス車とガソリン車の違い

バイオ燃料・フレックス車2フレックス車は、バイオ燃料でもガソリンでも、自由に混合できる点は違いといえますが、当然ながら技術的な違いもあります。


例えば、バイオ燃料とガソリンでは、空気との混合比が大きく異なっています。自動車のエンジンは、燃料に対して最適な空気量を調整することで効率用く力を発揮しますが、バイオ燃料(バイオエタノール)はガソリンよりも最適な空気の量が少ないため、ガソリン車に100%のバイオ燃料を入れると空気が多すぎてエンジンの力が発揮できません。


もちろん、3%程度の混合ならば、空気量はほとんど影響しないため問題になりませんが、フレックス車はあらゆる混合比に対して最適な空気の量を決定する必要があります。つまり、フレックス車には、バイオ燃料の濃度を検出するセンサーと、バイオ燃料の濃度に応じた空気の混合比や、点火タイミングなどをコントロールするコンピュータが内蔵されてるのです。