バイオガソリンE3方式の取り組み

バイオ燃料・E3方式取組2007年の8月から、政府主導のE3方式による、バイオガソリンの普及事業がスタートしました。残念なことに石油業界の協力が得られなかったため、団体に加入していない企業「中国精油株式会社」と環境省の補助を受けた企業「バイオエタノール・ジャパン・関西」が協力してE3方式バイオガソリンの生産を行います。


国内事情を反映してか、バイオエタノール・ジャパン・関西が製造するバイオ燃料は、廃材を元に精製するバイオエタノールです。

住宅を解体して発生する建材や、古紙など、木製の原料を元に糖分を含む分解液を取り出し、微生物で発酵させてエチルアルコールを作ります。また、発酵の際に栄養補給に大豆の絞り粕である「おから」を使うこともポイントでしょう。

ただし、バイオエタノール・ジャパン・関西の生産能力には限界があり、2010年度の目標供給量の1/10程度しか、E3方式のバイオ燃料を製造できません。将来的に生産工場を増やすのか、ETBE方式で補うのか判りませんが、国内で普及させるためには、政府と石油業界が一丸となって取り組むしかないでしょう。