ETBE方式のメリットとデメリット

バイオ燃料・ETBEとはETBE方式は石油業界が推奨している、バイオガソリンの普及方法です。


ETBEのメリットは、バイオガソリンに水が混じっても解けないため「水の分離が可能」なこと、同時にバイオガソリンに水を含まないため「エンジンを劣化させない」こと、自動車のエンジンおよびガソリンスタンドの「設備が現状のまま利用できる」ことなどが挙げられます。


しかし、ETBEには、発がん性が疑われるMTBEと同様の構造にもかかわらず「毒性に関する情報がない」こと、製造に必要な「イソブテンの量が不足している」ことなどのデメリットがあります。とくに、毒性に関する情報がないことは、重大な問題といえるでしょう。


実際、オーストラリアではガソリンへの添加を禁止していますし、米国でもカリフォルニア州とミネソタ州では利用を禁止しています。環境に優しいとのキャッチコピーでETBE方式のバイオガソリンを売り出しても、裏づけがない状況では、利用しづらいのではないでしょうか。もちろん、問題ないと結論が出たなら、現行のまま改造無しで利用できるETBE方式は、優れたバイオ燃料・バイオガソリンとして普及していくと思われます。